小岩井農場は明治24年(1891)年、日本鉄道会社副社長の小野義眞、三菱社社長の岩崎彌之助、鉄道庁長官の井上勝の3名が共同で創業しました。この3人の名字から一文字ずつ取って『小岩井』と名付けられています。
2017年、小岩井農場内に残る歴史的建造物のうち21棟が、重要文化財「小岩井農場施設」として国から指定を受けました。小岩井農場の歴史は、我が国の酪農をはじめとする畜産業の歴史です。この文化財建造物は、その生産工程・生産技術の発展過程を示すものとして、大変貴重な遺産です。
小岩井農場の事業は、酪農、種鶏、採卵、環境緑化、観光と多岐にわたります。不毛の原野を開拓し、先人が作りだした豊かな森と大地の中で育まれる農林畜産業を中心とした事業です。
岩手県が誇る詩人・童話作家宮沢賢治にも愛された小岩井農場。生前唯一発行した詩集、心象スケッチ『春と修羅』には「小岩井農場」という作品が所収されています。この中には、大正11年当時の農場の様子が描かれ、小岩井農場への関心の高さがうかがわれます。
- 第10回エコツーリズム大賞「大賞」受賞
- 第8回産業観光まちづくり大賞「観光庁長官賞」受賞
- 日本イコモス国内委員会「20世紀遺産20選」に選定
小岩井農場は、岩手県岩手郡雫石町と滝沢市にまたがって所在する日本最大級の民間総合農場です。その敷地面積は約3,000ヘクタールに及びます。現在、飼養されている約2,000頭の牛はすべて小岩井農場生まれです!!
全国でもファンが多い小岩井乳製品。そのふるさとでも知られる小岩井農場の敷地内には小岩井乳業(株)小岩井工場もあり、滝沢市で生産された生乳も含まれています。
また、観光エリア「まきば園」のレストランでは、農場たまごのオムライスやジンギスカン、焼き肉などの人気メニューを堪能することができます。
【育てる・つくる・安全/安心】のこだわりを守りながら、大自然の新鮮な素材そのままの味をお届けします。商品作りには、原材料を厳選し、衛生管理の徹底を図っています。ぜひ、自慢のスイーツ商品をお召し上がりください!!
〒020-0507
岩手県岩手郡雫石町丸谷地 36-1
電話:019-692-4321
小岩井農場ウェブサイトはこちらから
https://www.koiwai.co.jp/makiba/inquiry/